今回は、ナールスエイジングアカデミー編集部の
「冬に化粧水は変える?エイジングケア的選び方と使い方」を参考に、冬の季節の化粧水の選び方と使い方をご紹介します。
冬の特徴と肌悩み
冬は気温も湿度も低く、日照時間が短い時期です。
室内はエアコンなどの温風によって乾燥肌が助長されたり、室外と室内の寒暖差が肌に負担を与えたりします。
冬の肌は皮脂や汗の分泌が減るので、水分の蒸発を防ぐ皮脂膜が不足してしまい、バリア機能が低下して、外部刺激に弱くなり肌荒れになりやすいのです。エイジングケア世代では、加齢による肌老化と相まって、肌悩みが増える季節です。
また、空気が乾燥している冬は、顔やからだの水分が奪われやすくなり、顔だけでなく全身でも肌が乾燥し、かゆみや炎症をおこして敏感肌になってしまうこともあります。
さらに、気温の低下により血行が悪くなるので、冷え性や顔冷えになって、新陳代謝が悪くなります。
そのため、ターンオーバーが乱れ、肌がごわつき、古い角質が肌の表面に残って保湿化粧水などの美容成分が浸透しにくくなります。
冬の化粧水の選び方
化粧水といえば、一般的に保湿化粧水のことで、保湿成分を配合し、肌にうるおいを与えるので、乾燥肌対策に効果があります。冬の肌はバリア機能が低下しているので、刺激がなく保湿力の高い成分を配合したものを選びましょう。
保湿成分は、コレステロールなどの水分を挟み込む成分、コラーゲンなどの水分を抱え込む成分、BGなどの水分を吸着する成分の3つに分かれます。保湿力が強い成分が配合されている保湿化粧水を選べばよいというわけではなく、3タイプの保湿成分がバランスよく配合されていることが大切です。
また、化粧水は水分の割合が多いので、水溶性のヒューメクタントを中心に配合されています。油溶性の保湿成分は、美容液や保湿クリームで補うようにしましょう。
さらに、自分の肌質や肌状態に合った成分が配合されていることもポイントとなります。肌の状態や環境によって、さっぱりタイプとしっとりタイプを使い分けることも効果的といえます。お使いの化粧水が肌に合っているなら、基本的には冬に化粧水を変える必要はありません。
一方、刺激性のあるアルコールやPGなどが配合されたもの、スキンケアやエイジングケアに必要ない合成着色料や合成香料が配合されたものは控えましょう。
エイジングケア世代は、冬の環境を乗り切るために、保湿成分とナールスゲンなどのエイジングケア化粧品成分がしっかり含まれた、刺激の少ないエイジングケア化粧水を選びましょう。冬のエイジングケアにおすすめの化粧水は、ナールスゲン配合の「ナールスピュア」です。
冬の化粧水の使い方
化粧水の使い方は、冬もほかの季節も基本的には一緒です。
洗顔後にあまり時間をおかないで、清潔な手で、使用する順番や使用量を守って使いましょう。肌にたたきつけたり、コットンを使ったりせず、優しい力加減で塗布しましょう。化粧水を使った後に、もっちりと肌に吸い付く感触があるか、使用感をチェックすることも大切です。
また、化粧水の役割は、「肌に水分を与える」ことと「肌の水分を保持する」ことです。そのため、乾燥しやすい冬は化粧水だけでは十分ではないので、「水分の蒸発を防ぐ」ことに効果が高いシアバターやスクワランなどの油性のエモリエントを含む美容液や保湿クリームをあわせて使用することが大切です。
まとめ
冬の季節の化粧水の選び方と使い方をご紹介しました。
乾燥肌が進行しやすい冬の保湿は、化粧水だけでは不十分です。
この記事を参考に、自分にあった冬の化粧水を選んで、美容液や保湿クリームとあわせて使うことで、しっかりと冬の乾燥肌対策をしましょう。