今回は、ナールスエイジングアカデミー編集部の
「低体温は体調不良のもと!体温を高く保つ5つの生活習慣で健康と美肌」を参考に、低体温によるからだへの影響や体温を上げる生活習慣のコツをご紹介します。
「低体温と体調不良に関係はあるの?」
「手軽に体温を上げる方法は?」
など、気になる方はぜひご覧ください。
低体温とは?
冷え症とは、自覚症状による社会通念的な病名で、数値化できる診断基準はありません。
甲状腺機能低下症や貧血、膠原病、閉塞性動脈硬化症、また、極度のダイエットや偏った食生活、筋肉量の減少や女性ホルモンの分泌低下、ストレスなどによる自律神経の乱れなどによって、体温のコントロールがうまく働かなくなることが冷え症の原因です。
血行不良は顔の肌のくすみや顔のむくみの原因の1つで、若々しい見た目のためにも、健康のためにも、「体温」は重要といえます。
一方、低体温とは、一般的に平熱が36℃以下の状態で、極度なダイエットやストレスや老化などが原因です。
低体温症とは、脳や心臓などの臓器の温度である深部体温が35℃以下の状態です。低体温症と冷え性には密接な関係があり、冷え性の方の多くは低体温症です。
体温に関するアンケート結果から分かること
「健康的なライフスタイルに関するアンケート調査」の結果、約70%ものエイジングケア世代の女性の体温が低いことが分かりました。
体温低下は、酵素のはたらきの低下で、消化機能が低下、思考力が鈍くなるなどの問題の原因となり、免疫力も落ちるため感染症やアレルギーのほか、さまざまな病気になることもあります。
女性は皮下脂肪が多く、外からの熱を通しにくいので、一旦冷えてしまうと温まりにくい特性が、女性のほうが冷えやすい理由の1つと考えられています。また、更年期は、女性ホルモンの分泌の減少や乱れで自律神経のバランスを崩しやすくなることも原因と考えられます。
「冷え症・低体温のタイプ」のアンケートの結果、冷え性の悩みはさまざまですが、冷え性は睡眠不足や肥満につながり、健康や美肌から遠ざかる原因にもなるので、多くの人が改善したいと思っていることが分かります。
「体温が高い人が感じる困ったこと・良かったこと」のアンケートの結果、体温が高くて困ることを感じている方もいますが、体が温まると免疫もアップするので、病気にもかかりにくくなり、健康やアンチエイジングにも良いことを感じている方が多いようです。
「体温の高い人が体温維持のためにしていること」のアンケートの結果、健康にも肌にも大切なアンチエイジングを意識した生活習慣として、栄養を考える、規則正しい生活リズム、しっかりと入浴する、適度な運動を多く実施していました。
体温を上げる方法
低体温を改善し体温を上げる方法には次のようなものがあります。
・根菜、冬が旬、寒い地域で採れる、水分が少ない食べ物など、からだを温める食べ物を摂る
・シャワーだけで済まさずに湯船でしっかりカラダを温めるHSP入浴法を行う
・代謝アップでき、気軽にできるウォーキングやストレッチなどの適度な運動をする
・自律神経のバランスが崩れないようにストレスを溜めない
・腹巻や湯たんぽ、シルクの下着や靴下でおなかや足元の温活をする
まとめ
低体温によるからだへの影響や体温を上げる生活習慣のコツをご紹介しました。
低体温は、体調不良や肌悩みに影響を及ぼします。
この記事を参考に、体温を上げるコツを生活習慣に取り入れ、健康や美肌を保ちましょう。