美容液は効果的に使いたい!
ふだん、何気なく使っている美容液ですが、正しい使い方があることをご存知でしょうか?
また、保管方法や使用期限などについても、正しい知識をお持ちでしょうか?
美容液には、いろいろな種類がありますが、おおむね、保湿、美白、エイジングケア、ニキビのケアなどを主な目的としています。
美容液は、何歳になれば使った方がよいという年代や年齢が決まっているわけではありませんが、お肌の老化が始まる30代のはじめが1つの目安として考えられます。
そんなとき、ランキングや口コミだけに頼らず、美容液を正しく選ぶことが大切なポイントの1つです。
美容液に関してもう1つの大切なポイントは、正しい使い方や順番を実践することです。
もし、誤った使い方をしていると、本来の目的である「健やかで美しい素肌のままでいること」から離れてしまい、高価なエイジングケア美容液の効果を実感できないかもしれません。
そこで、この記事では、「美容液を上手に使う方法」をテーマに、美容液の正しい選び方をはじめ、より効果的な使い方などをご紹介します。
美容液を使う順番は?
スキンケア化粧品を使う基本の順番は、次のとおりです。
洗顔 → 化粧水 → 美容液 → 乳液 → 保湿クリーム
同一ブランドを揃える「ライン使い」かどうかにかかわらず、この順番で使うことが基本です。
また、油分がほとんどの美容オイルは最後です。
なぜなら、洗顔後すぐは油分が少なく、水溶性の割合が多い化粧品から使う方がお肌に浸透しやすいからです。
逆に、油分の多い化粧品を先に使って、後から水溶性の割合が多い化粧品を使えば、お肌に浸透しなくなって、本来の効果が発揮できなくなります。
美容液を使う順番の基本は、「化粧水の後」、「乳液の前」です。
また、使い方としては、美容液をはじめ化粧品は適量を使うことが大切です。
美容液を顔の数箇所につけ、内から外へ、また、下から上へなじませます。気になる箇所がある場合は、重ねづけしましょう。
保存方法や使用期限について
保存方法の基本は、温度が急激に変化しない場所に置くことです。
極端に温度が高くなる場所や、低くなる場所は避けましょう。また、直射日光の当たる場所も避けてください。
このことは、化粧水や保湿クリームなど他の基礎化粧品も同じです。
美容液によっては、冷蔵保管など特殊な保管が必要な場合もありますので、その場合は、メーカーや販売会社の説明に従ってください。
美容液の使用期限ですが、特に記載のない場合は、未開封の場合で3年が目安です。
それより使用期限が短い場合は、記載が必要なので、記載の期間にしたがってください。
これは、化粧水や保湿クリームなど他の基礎化粧品も同じです。
また、開封後は、美容液の使用期間に1~2カ月程度プラスした期間を目安に使い切りましょう。
美容液のオススメの使い方は?
特別な日の前日だけに使ったり、間隔を空けて使うより、少しずつでも毎日使う方が効果的です。
それは、美容液に含まれている成分が短期的に効果をもたらすものではないからです。
1つの美容液を選んだら、基本的には毎日使って、ターンオーバーのサイクル期間は使い続けましょう。
乾いたお肌にそのまま美容液を塗り込んでも、浸透せず本来の効果を発揮できません。
入浴でからだを温めたり、蒸しタオルを顔に20~30秒乗せて、毛穴が開いた状態にしてから美容液を使いましょう。
からだや顔を温めることは、血行や代謝もよくなるので、「顔やからだを温めてから使う」を意識してください。
また、化粧水やローション系の化粧品などを使った後は、美容液をすぐに使いましょう。
浸透タイムとして時間を空けてから次のアイテムにうつる方がいますが、基本的には不要です。
こんな使い方はNG!
1)数種類の悩みを解消しようと数種類のエイジングケア美容液を使いたいと思う方も多
いかもしれませんが、必要以上に何種類もの美容液を使うことはおすすめできません。
2)お肌の状態がよくないとき、肌荒れしているときは、一旦、美容液を使うのを控えま
しょう。
3)美容液に化粧水や保湿クリームを混ぜて使うのはNGです。美容液に化粧水や保湿クリ
ームなどを混ぜると、成分によっては分離してしまうことがあります。
まとめ
美容液の正しい使い方や順番についてご紹介しました。また、やってはいけない使い方についてもご説明しました。
エイジングケア美容液など高価なものでも、その使い方や順番を誤ると、本来持っている力が発揮できないこともあります。
この記事「美容液を上手に使う方法」を参考に、美容液の使い方を理解していただき、効果的なエイジングケアを実践していただければ幸いです。