日中眠いや目の疲れや痛み、肩こりなど感じることありませんか?
新型コロナウイルス感染の拡大で緊急事態宣言以降、テレワークが導入されるなど、私たちの日常生活にも変化がありました。もはやデジタルデバイスは私たちの生活には欠かせない存在です。
そんな中、PCやスマホ、テレビなどブルーライトを発するデジタルデバイスに接する時間が急増し、デジタル時差ボケを起こしている人も増加中。
なんと4人に3人が、「デジタル時差ボケ」の危険性アリという調査結果も出ているので
もしかしたら、あなたも心当たりはあるかもしれません。
この記事では、ブルーライトに関するアンケート調査から、デジタル時差ボケの実態ならびに簡単なブルーライト対策をご紹介します。
そこで今回は、エイジングケアアカデミー編集部の「 テレワークで『デジタル時差ボケ』増加中!改善にはブルーライト対策」の記事を参考に、みなさんにもシェアしていきたいと思います!
デジタル時差ボケとは?
インターメスティック「Zoff」が行った「ブルーライトに関する調査」の結果によると、
1日あたりのデジタルデバイスを使う時間は、49.4%が10時間を超えていました。
つまり、2人に1人がブルーライトの影響を受けているであろうことがわかっています。
ブルーライトを寝る前まで浴びていると、脳内で出る睡眠ホルモンのメラトニン分泌のバランスが崩れてしまうため、睡眠のリズムが乱れて、からだが常に「昼夜逆転の状態」に陥ります。これが「デジタル時差ボケ」が起こっている状態です。
なんと4人に3人が、「デジタル時差ボケ」の危険性アリ
眼科医で、医療法人社団康梓会Y’sサイエンスクリニック広尾院長(理事長)である林田康隆先生監修の『デジタル時差ボケチェックシート』の結果からは、半数以上に該当する51.6%が「デジタル時差ボケ」に陥っていることがわかりました。
また、「デジタル時差ボケ予備軍」の人は23.8%おり、両者を合わせると、なんと75.4%、4人に3人の割合で「デジタル時差ボケ」の危険性があることが明らかになりました。
寝る前のスマホは、日中より眠気を感じる傾向に
一日の終わりにリラックスして、寝る前にスマホを使用する人は多いのではないでしょうか?
寝る前のスマホ使用頻度については、全体では80.4%の人が寝る前にスマホを見ると回答していました。
年代別では、特に20代で86.8%もの人が寝る前にスマホを見る習慣があることが明らかになりました。
しかし、日中の眠気について聞いたところ、スマホを使用している人のほとんど(92.5%)が眠気を感じているのに対し、使用していない人で眠気を感じているのは64.3%と、約1.5倍の開きがみられ、寝る前にスマホを使用している人は、そうでない人に比べて、日中に眠気を感じる傾向にあるとわかり大きな影響があることがわかりました。
デジタル時差ボケが広がる中、ブルーライト対策は必須
デジタル時差ボケの人は仕事中に眠気や集中力が低下することが、この調査でわかりました。デジタル時差ボケを解消するために、簡単にできるブルーライト対策をご紹介します。どれか1つするだけでも、違ってきます。
・PCを使う時は、あまりディスプレイに近づきすぎない。ディスプレイの輝度・コントラストを調整する。
・PC作業の時は、1時間に15分程度休憩を取る
・ブルーライトをカットするメガネをかける
・寝る前は、PCやスマホを見るのを意識的に減らす
・ブルーライトカット液晶保護フィルムを使う
・ビタミンCやビタミンEが豊富な野菜や果物を摂る
まとめ
1日10時間以上と、起きている間の半分以上はPCやスマホをといったデジタルデバイスを使用しているという実態が浮き彫りになりました。
なかには、ほとんど使っているという人もおり、現代社会で問題となっている「スマホ依存」や「ネット中毒」状態の人もいるようです。
私たちの多くは、デジタルデバイスが離れることがほとんどない生活をしています。
この記事を参考に、ブルーライト対策をしっかりとして健康的に過ごしましょう!