20代の頃は気にならなかったのに、年齢を重ねるうち、実感し始めるお肌のくすみ。
顔色が悪い、疲れて見えるなど、お肌の印象を悪くし、また実年齢より老けて見える原因にもなるので、エイジングケア世代にとっては悩みの種といえますね。
また、何が原因かよくわからない肌悩みでもあり、スキンケアでどう対策したらいいのか困ってしまいますね。
そこで、ナールスエイジングケアアカデミーの「くすみの無い美肌を得る3つの基本!|動画で3分間エイジングケア」を参考に、お肌のくすみ対策について、その原因や改善の対策、エイジングケアの基本をご紹介します。
くすみがあるお肌ってどんな肌のこと?
くすみとは次のようなお肌のことです。
いつもの色味のファンデーションが、お肌から浮いている、色ムラがある
メイクをしたのに顔色が悪い
首と比べて顔の肌の方が暗く見える
お肌にハリやツヤがない
顔全体が黄色っぽい
お肌のキメが粗い
肌がゴワゴワして角質が厚い
こんな肌悩みの多い状態は美肌といえませんね。
顔のくすんでしまう原因って?
顔のくすみの原因はいくつかあります。
1)血行不良
疲れや運動不足、睡眠不足や冷え症・顔冷えが原因で血液の流れが滞ると、お肌の組織や細胞に十分な栄養が届かなくなってくすみが目立ちます。また、血行不良で、顔のむくみをもたらすこともあります。
2)メラニン色素の沈着
シミと同様のメカニズムでできるのがこのタイプのくすみです。
紫外線ダメージを受けると、お肌を守るために表皮の基底層にあるメラノサイトでメラニン色素がつくられます。
これがターンオーバーの際に排出されずに溜まるタイプです。
3)乾燥肌
くすみにも乾燥肌が原因のものが多いです。
お肌が十分にうるおっていれば、お肌の表面は均等に光を反射して美しく見えます。
しかし、乾燥肌によってキメが乱れると、肌表面に凹凸をつくり、くすみが目立ちます。
4)ターンオーバーの乱れによる角質肥厚
加齢や乾燥肌によるバリア機能の低下、生活習慣の乱れなどにより、お肌のターンオーバーが乱れ、古い角質がはがれず肌表面に残ることもあります。これが角質肥厚によるくすみです。
5)毛穴の汚れ
毛穴の汚れを落とすことが不十分な場合など、毛穴詰まりやいちご鼻になってしまうこともあります。
こうした汚れは、肌が酸化して過酸化脂質ができることで、黒くなり、顔全体が暗くくすんで見えるようになります。
くすみを予防、改善するためのスキンケア
このように、くすみといっても原因やタイプはさまざまです。ですが、くすみを予防したり、改善するスキンケアやエイジングケアの基本はたった3つです。
1つめは、洗顔やクレンジングを正しく行ってお肌をいつも清潔に保つことです。摩擦や刺激のない優しい方法で清潔を保ち、顔のくすみを予防しましょう。
2つめは保湿をしっかり行って乾燥肌対策をすることです。よい保湿成分が入った化粧水や美容液で、しっかりと肌の水分をキープしましょう。
乾燥のない潤った肌であれば、くすみは目立ちません。
3つ目は紫外線対策でシミやそばかすを防ぐことです。日焼け止めをはじめ、さまざまな手段でしっかり紫外線をカットしましょう。
UVカットサングラスで目からの紫外線を防ぐこともくすみの対策になります。
また、エイジングケアでくすみがなかなか改善しない場合にはメイクによるカバーやフェイスマッサージも効果的です。
まとめ
ナールスエイジングケアアカデミーの「くすみの無い美肌を得る3つの基本!|動画で3分間エイジングケア」の記事を参考にして、くすみの原因やタイプ、予防のためのスキンケアの基本をご紹介しました。
この記事を参考にして、くすみの予防や改善に努め、美肌をキープしていただければ幸いです。