新型コロナウイルスの影響でおうち時間がすっかり増えて、スマホやPCを見る時間も以前に比べて増えた人は多いのではないでしょうか。
液晶画面をずっと見る生活を続けて目を酷使していると、目に疲れがたまって、視力の低下を招くだけでなく、目がかすむ、手元が見にくい、夕方になったら物が見づらくなるといった症状が現れてきます。
あなたはどうですか?
もしそんな症状があれば、それは「スマホ老眼」の状態です。
そこで、ナールスエイジングケアアカデミー編集部の「スマホ老眼やPCの見過ぎによる目の疲れを解消する5つのコツ!」を参考に、スマホやPCなどの液晶画面の見過ぎで起こる老眼の原因と、スマホ老眼を解消する5つの方法をご紹介します。
スマホ老眼の原因は?
コロナ渦になって以降、目の疲れを感じることがある人は8割以上いるとのアンケート結果もあるように、スマホやPCなどの液晶画面をずっと見て目を酷使していると、目の疲れや痛み、視力の低下だけでなく、頭痛、肩こりを引き起こす原因ともなります。
また、スマホを長時間見た後、遠くを見るとぼやける、といった老眼のような症状、つまり「スマホ老眼」に悩まされている人も増えています。
このスマホ老眼の原因は、「近い距離」でスマホなどの画面を見ることで、目のピント調節の役割を担っている毛様体筋という筋肉に負担がかかって、ピントの調節がスムーズにできなくなることです。そのため、老眼のような症状が一時的に出てしまいます。
スマホ老眼は20代~30代の人でも見られ、眼科を受診する人が増えています。
スマホ老眼を解消する5つの方法
それでは、スマホ老眼を解消するにはどうすればよいでしょうか?
簡単にできる5つの方法をご紹介します。
①寝る前までスマホやPCを見ない
スマホなどの液晶画面から出ているブルーライトを見続けていると、脳が昼間だと錯覚して、睡眠物質のメラトニンの分泌が抑制されます。そのため、寝不足や眠りが浅くなるなどしてホルモンバランスを乱してしまいます。
きちんと睡眠をとるのが、疲れ目の一番の予防。
最低でも寝る1時間前には、液晶画面を閉じて、寝る準備をしましょう。
②PCやスマホを使う時は目を休める時間を作る
朝や昼間でもPCやスマホを長時間見る場合には、1時間おきに10分程度目にも休憩をあげて、目に疲れをためないようにしましょう。
③疲れ目のケアは、蒸しタオルと点眼薬で
目が疲れたときは、蒸しタオルなどを当てて目を温めると良いでしょう。また、シアノコバラミン(ビタミンB12)や目の代謝を高めるタウリン、パンテノールが配合された点眼薬をさすのも疲れ目のケアにおすすめです。
④スマホを見るときは、目線の高さにあわせて
首を前に突き出したり背中を丸めたり、寝ながら使うなどの悪い姿勢でスマホを使っていると、顔から首筋、肩が凝るだけでなく、頬が下がったり二重あごになったりする可能性があります。
疲れを感じたらストレッチや、頬の筋肉をほぐすためのフェイスマッサージをしましょう。
⑤目の疲れ予防に良い栄養素
目が疲れた時には、ビタミンCとビタミンEなど抗酸化成分が豊富なスーパーフードを摂るのがオススメ。また、ルティンやゼアキサンチンなどをサプリメントで摂るのもよいですね。
まとめ
ナールスエイジングケアアカデミーの「スマホ老眼やPCの見過ぎによる目の疲れを解消する5つのコツ!」を参考にして、スマホやPCなどの液晶画面の見過ぎで起こる老眼の原因と、スマホ老眼を解消する5つの方法をご紹介しました。
スマホやPCを長時間使っていると、目だけでなく心身にも影響を及ぼす可能性があります。こまめに休憩をはさんで、今回ご紹介した解消法も取り入れながら、目やからだが疲れないように使ってくださいね。