花粉や埃などのアレルゲンによる肌荒れや敏感肌で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は、ナールスエイジングアカデミー編集部の
「アレルゲンは肌荒れや敏感肌の原因!予防と改善法」を参考に、
アレルゲンが原因による肌荒れや敏感肌について、予防の対策、改善の方法をご紹介します。
「季節の変わり目は肌荒れがひどい」
「アレルギーが原因の肌荒れなのかも」
など、気になる方はぜひご覧ください。
アレルギーによる肌荒れの原因と対策
アレルゲンとは、アレルギー反応を起こす物質のことです。アレルギーとは、体内に侵入したアレルゲンを排除する免疫機能が、なんらかの原因で害が少ない物質にも過剰に反応を起こすことです。
アレルゲンとなるものは多種多様で、例えば、花粉、ハウスダスト、ダニ、金属、薬、化粧品、うるしなどの植物、食べ物(小麦、そば、卵、牛乳、落花生、えびなど)です。
季節の変わり目は、お肌の変調やお肌が敏感になったり乾燥したり、アレルゲンが原因の肌荒れが起こることもあります。
季節性のアレルゲンの代表的なものは花粉で、花粉症が原因の肌荒れが花粉症皮膚炎です。
ほかにもPM2.5やカビ、ほこり、ハウスダストなどがあります。
肌荒れになりにくいお肌とは、バリア機能が正常なお肌です。
そのために、健康や美肌を意識した食べ物を摂ること、十分な睡眠、ストレスの少ない生活、過度な飲酒を避ける、喫煙しないなどアンチエイジングを意識した生活習慣を心がけましょう。
また、メガネやマスクなどでアレルゲンがつくのを防ぎ、帰宅後の洗顔やシャワーでアレルゲンを除去することも大切です。さらに、肌荒れの原因になる紫外線の対策も重要です。
スキンケアやエイジングケアの季節別アレルゲン対策
①春の肌荒れ対策
春のアレルゲンには、スギやヒノキなどの花粉、PM2.5や春一番によるほこりがあります。
ほかにも、肌荒れの原因となる要素として、寒暖差や紫外線照射量の増加、異動や新学期など環境の変化によるストレスなどがあります。
春の乾燥肌対策のスキンケアは、敏感肌向けのような刺激の少ないものを使うことがおすすめです。
②夏の肌荒れ対策
夏のアレルゲンにもイネ科のカモガヤやオオアワガエ、キク科のヨモギなど花粉症の原因になるものがあります。また、カビなどのアレルゲンにも注意が必要です。
ほかにも、肌荒れの原因となる要素として、エアコンによる乾燥肌、紫外線ダメージ、汗のかき過ぎ、冷たい飲料やカフェイン入りの飲料の摂り過ぎなどがあります。
インナードライ肌のリスクも高くなる夏の乾燥肌対策のスキンケアは、サッパリタイプでも高保湿力成分を配合した化粧水や美容液でしっかり保湿を行うこと、また、毛穴汚れをしっかり落とすクレンジグや洗顔が大切です。
③秋の肌荒れ対策
秋のアレルゲンには、キク科のブタクサやヨモギ、アサ科のカナムグラがあります。
また、ペットの毛も秋に生え変わるので、イヌやネコのアレルギーのある方は要注意です。
秋の乾燥肌のスキンケアは、夏のダメージを回復し、冬に備えて保湿することが大切なので、乳液や保湿クリーム、フェイマスクを使うことがおすすめです。
④冬の肌荒れ対策
冬のアレルゲンには、年末の大掃除にでるやほこりやハウスダストがあります。
また、低温と空気の乾燥による乾燥肌、暖房による乾燥、静電気にも注意が必要です。
冬の乾燥肌対策のスキンケアは、1年で最も保湿をしっかり行うことが大切なので、ヒト型セラミドを配合した化粧品がおすすめです。
まとめ
アレルゲンが原因による肌荒れや敏感肌の予防や改善法をご紹介しました。
アレルゲンによる肌荒れや敏感肌のスキンケア、エイジングケアの基本は保湿であり、バリア機能を高めることが重要です。
また、アンチエイジングを意識したバランスのよい生活やアレルゲン自体を避けることも肌荒れ予防のポイントです。
この記事を参考に、しっかりと肌荒れを防いで美肌をキープしてくださいね。