今回は、ナールスエイジングアカデミー編集部の
「クレンジングの失敗で目の下のクマに!改善の対策は?」を参考に、茶クマを防ぐクレンジング料の選び方と使い方をご紹介します。
目の下のクマの種類
目の下のクマには、次の4種類があり、クレンジングの失敗が原因なのは茶クマです。
①青クマ
原因は、目の疲れ、睡眠不足、ホルモンバランスの乱れ、喫煙、冷え症、ストレスなど、日常生活で引き起こされる血行不良です。
目のまわりの毛細血管の血液が滞り、老廃物が排泄されにくくなることで、毛細血管が透けて、青っぽく見えるのが青クマで、毛細血管の状態によって、濃くなったり、薄くなったり変化します。
②茶クマ
原因は、紫外線ダメージや目のこすり過ぎで一時的にメラニン色素が沈着すること、残ったマスカラや濃いアイメイクを続けること、肌荒れやアトピー性皮膚炎、花粉症による肌荒れ、乾燥による痒み、化粧品かぶれによる色素沈着です。
刺激の強いクレンジングで色素沈着やターンオーバーが乱れると茶クマが目立ちます。
③黒クマ
原因は、目の下のたるみです。
たるみの影響でできた黒い影が黒クマで、目の下の皮下脂肪が少ないと目立ちやすく、上から光が当たると一層目立ちます。
④赤クマ
原因は、血行不良です。
比較的軽度のクマで、目頭の下あたりによくできます。
茶クマを予防するクレンジングとケア
紫外線ダメージでメイクは酸化するので、外出から帰ったらすぐにメイクを落しましょう。クレンジング前には、メイクをスムーズに落とすために、ホットタオルを顔全体にあてて毛穴を開かせましょう。クレンジング料は適量を使うことで、メイク残りや擦りすぎを防ぎましょう。
清潔な手で皮脂量の多い部分からなじませ、擦らず時間をかけすぎずに行い、ぬるま湯で洗い流しましょう。
できるだけダブル洗顔不要のクレンジング料を使い、肌への負担をかけないようにしましょう。クレンジング後はしっかり保湿し、美白作用のあるビタミンC誘導体配合の化粧水や美容液などでケアしましょう。さらに、紫外線対策や肌ステインにならないような食事も心がけましょう。
茶クマを予防するためのクレンジング料の選び方
茶クマを防ぐためのクレンジング料は、優しいながらしっかりとメイクが落とせるもの、使用時の摩擦ができるだけ少ないものを選ぶようにしましょう。おすすめの2タイプをご紹介します。
・ジェルタイプ
なめらかなので、摩擦による肌への負担を軽減してくれるのが特徴です。ジェルには、水性と油性の2つのタイプがあり、水性にはオイルインとオイルフリーがあるので、メイクの濃さや自分の好みに合わせて選ぶことができます。
洗浄力はオイルやリキッドタイプよりは弱いので、ナチュラルメイクの方におすすめです。
・油脂系オイルタイプ
油脂系のオイルクレンジング料とは、アルガンオイルやオリーブ油など美容オイルでよく使われる油脂系のオイルを使ったものです。グリセリンや脂肪酸などが含まれていて、他のオイルに比べて水に馴染みやすいので、顔にオイルが残りにくく、潤いを残せるというメリットがあります。
高価ですが、エイジングケア世代におすすめです。
おすすめの成分は、優しいタイプのラウリン酸ポリグリセリル-10などの非イオン系界面活性剤やラウロイルグルタミン酸Naなどのアミノ酸系界面活性剤です。
さらに、毛穴汚れを残さないために、毛穴汚れを吸着するクレイ、毛穴ケアをサポートするアーチチョーク葉エキスもおすすめの成分です。
一方、避けたい成分は、ミネラルオイル、アルコール、PGやDPG、合成香料や合成着色料など刺激が強いものです。
まとめ
茶クマを防ぐクレンジング料の選び方と使い方をご紹介しました。
目の下のクマにはいくつか種類がありますが、クレンジングが原因のクマは茶クマです。この記事を参考に、クマの原因を理解し、正しいクレンジングでクマを予防しましょう。