今回は、ナールスエイジングアカデミー編集部の「混合肌の原因と改善の対策は、スキンケアと日常生活にあり!」を参考に、混合肌の原因と改善の対策をご紹介します。
混合肌の原因と肌悩み
混合肌とは、カサカサした乾燥肌とテカリのある脂性肌が混在する状態のことです。
混合肌の原因は乾燥肌の原因とほぼ同じで、内的原因と外的原因があります。
内的原因としては、加齢によるバリア機能の低下やホルモンバランスの乱れ、ストレス過多、
生理不順、バランスの悪い食生活、睡眠不足、代謝が悪いなどがあります。外的原因としては、紫外線によるダメージ、季節変化などによる気温・湿度の急激な変化、大気汚染・化物質・花粉の飛散、喫煙やタバコの副流煙、過度のアルコール摂取、間違ったスキンケア・刺激の強いスキンケアです。
混合肌がもたらす肌悩みは、脂性肌になりやすいTゾーンではいちご鼻や大人ニキビなど、乾燥肌に傾きやすいUゾーンでは乾燥による小じわやほうれい線などで、頬では脂性肌と乾燥肌のどちらかの肌悩みがでます。
混合肌のスキンケアやエイジングケアでの改善策
混合肌を改善するスキンケアの基本は次の3つです。
・正しいクレンジングと洗顔
不要なメイクや汚れを落として肌を清潔に保つことが大切です。クレンジング料は、乾燥肌でも敏感肌でも使えるものがおすすめで、クリームタイプやジェルタイプのクレンジング料なら優しいアミノ酸系などの界面活性剤配合のものがよいです。洗顔料は、固形タイプ、石鹸素地がベースの洗顔料、アミノ酸系界面活性剤を使ったものがおすすめです。洗顔もクレンジングも肌に負担をかけないように優しく時間をかけすぎずに行いましょう。
・保湿
乾燥しがちなUゾーンはもちろん、テカリのあるTゾーンも洗顔後には必ずしっかりと保湿しましょう。混合肌でも使いやすい水溶性の保湿成分は、プロテオグリカン、ヒアルロン酸、コラーゲンなどで、混合肌でも使いやすい油溶性の保湿成分は、セラミド、シアバター、スクワランなどです。
・紫外線対策
紫外線ダメージはありとあらゆる肌悩みや肌老化の原因で、テカリの気になるTゾーンで皮脂が酸化すると肌荒れやくすみの原因になることもるので、特にTゾーンの紫外線対策はしっかり行いましょう。
また、混合肌そのものの改善のためのスキンケアは大切ですが、30代からはエイジングケアも意識する必要があります。混合肌でも使えるエイジングケア化粧品成分としては、ビタミンC誘導体、ナールスゲン、ネオダーミルなどがおすすめです。
混合肌の日常生活における改善策
混合肌を改善する対策は、スキンケアだけではなく次のような生活習慣を見直すことも大切です。
・炭水化物、たんぱく質、脂質の3大栄養素とミネラル、ビタミン、食物繊維、フィトケミカルを加えた7大栄養素をバランスよく摂る食事をする
・美肌と関係の深い成長ホルモンが活発になる時間に、十分で質のよい睡眠をとる
・喫煙や受動喫煙を避ける
・適度な運動で代謝をアップし、血行を促進する
・部屋の乾燥対策をする
・長時間の熱いお湯での入浴はしない
・ホルモンバランスが乱れないよう、ストレス解消する
まとめ
混合肌の原因と改善の対策をご紹介しました。
混合肌の改善においても、バリア機能やターンオーバーの正常化を目指すスキンケアやエイジングケアが大切です。
この記事を参考に、混合肌の根本的な原因を理解し、スキンケアやエイジングケアでの改善対策と日常生活の見直しによる改善対策に取り組みましょう。