最近では、クレンジングとマッサージが同時にできるクリームも登場していますが、クレンジングとマッサージを同時に行うことは美肌のためによいのでしょうか。
今回は、ナールスエイジングアカデミー編集部の
「クレンジングの際のフェイスマッサージは肌老化を進める?」を参考に、クレンジングを行いながらマッサージすることのメリットとデメリットについてご紹介します。
クレンジングとマッサージを同時に行うメリット・デメリット
クレンジングとマッサージを同時に行うことで時短できますが、お肌への負担を考えると大きなメリットではありません。
クレンジングとマッサージ両方に使えるアイテムもありますが、同時に行うためのものではないので注意しましょう。
一方、デメリットは次のようなことが挙げられます。
・長時間の刺激による肌ダメージ
クレンジング時にフェイスマッサージをすると、肌と手の摩擦が生じる時間が増え、肌に余計な負担を与えてしまいます。
また、長時間クレンジング料をお肌に載せていることで、必要な皮脂やセラミド、NMFまで取りすぎてしまうというデメリットもあります。
・フェイスマッサージでクレンジング料を使いすぎる
フェイスマッサージの指通りをよくするために、必要以上のクレンジング料を使ってしまうと、肌への化学的なストレスを増やし乾燥肌などの肌悩みや肌老化の原因になってしまいます。
・毛穴に汚れを詰める
クレンジングをするとメイク汚れなどが浮き上がり、同時にマッサージをすることで、そのメイク成分の汚れを毛穴に押し込めてしまう可能性があります。
その結果、角栓やイチゴ鼻、毛穴の黒ずみのリスクになってしまいます。
クレンジングとフェイスマッサージの正しい方法
まずは自分の肌質や肌タイプにあったクレンジング料でメイクを優しくしっかり落しましょう。どんなクレンジング料でも多少はお肌に負担をかけてしまうので、肌悩みや肌質、年齢を意識して、自分のお肌にあったクレンジング料を選ぶことが大切です。
クレンジング後、指の滑りがよく摩擦が少ない処方設計になっているマッサージ専用のクリームやオイルを適量使い、摩擦に気をつけながらフェイスマッサージを行いましょう。クレンジング後のマッサージは、血行促進で代謝がアップし、乾燥肌やくすみ、目の下のクマなどの予防美容になります。また、顔のコリもほぐれるメリットやリラックス効果もあります。
まとめ
クレンジングを行いながらマッサージすることのメリットとデメリットについてご紹介しました。
メリットと言えるほどのことはなく、デメリットが多いことから、クレンジングの際のフェイスマッサージは控えた方がよいと言えます。特にエイジングケア世代、敏感肌やインナードライ肌はクレンジングの負担が大きくなるので気をつけましょう。
この記事を参考に、正しいクレンジングと正しいフェイスマッサージで肌老化を防ぎましょう。