今回は、ナールスエイジングアカデミー編集部の
「美容医療後にヒト幹細胞培養液配合フェイスマスク「ナールスリジェ」」を参考に、皮膚科の看護師の方が、新発売された「ナールス リジェ パーフェクトマスク」を美容施術後に試してみて、その使い心地などをご紹介します。
美容医療と成長因子
新型コロナウイルスの感染拡大で、在宅ワークの増加や外出時のマスク着用など、人と顔を合わす機会が減ったことから、肌再生治療といわれるハードな美容施術が流行しています。
肌再生治療は、肌の自己再生を促すので、肌を修復する自己治癒力と、それを助ける成長因子が肝となっています。成長因子は、美容皮膚科での施術中にも使用されることが多く、施術後にも肌に成長因子を浸透させ、炎症を抑えてクールダウンさせる目的で成長因子の入ったマスクパックが使用されています。
3つの成長因子配合マスクパックの特徴
①Regen Skin SRS Mask Pack
米国製で、成長因子のマスクパックとして美容皮膚科で昔からよく使われています。繊維に液を染み込ませたシートタイプで、5種類のサイトカインなどのさまざまな細胞増殖因子が配合されています。
②BENEV GF Hydrogel Moisturizing Mask
米国製で、マスクが鼻から上と下に分かれており、高分子ハイドロゲル状のマスクで水分を閉じ込め、クールダウンさせる効果が期待できます。
ヒトの線維芽細胞を純粋培養して精製された多種の成長因子と、コンドルスクリスプス粉末、ヨモギ葉エキス、緑茶エキス、ジパルミトイルヒドロキシプロリンが含有されています。
③ナールス リジェ パーフェクトマスク
密着性や保湿性に優れた、ナノ繊維のマスクであるバイオセルロース製マスクです。
成長因子を30種類以上含んでおり、炎症性サイトカインは含んでいません。
成長因子以外にも次のような美容成分が含まれています。
・ナールスゲン
コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、ヒートショックプロテイン47やヒートショックプロテイン70を増やします。酸化を防ぐグルタチオンを増やすはたらきにより、紫外線ダメージを軽減し、光老化を予防します。
・カルノシン
酸化や糖化を防ぎ、コラーゲンやエラスチンの劣化を防ぐことが期待されています。
・馬プラセンタエキス
バリア機能やターンオーバーの正常化による保湿力アップ、美白効果、抗酸化作用があります。
・キュアパッション
リンパ管にはたらきかけ、むくみによるくすみやシワをケアします。
・プリンセスケア
Ⅳ型コラーゲンを保護することで、紫外線による光老化を軽減します。
・ビルベリー葉エキス
抗酸化作用や抗糖化作用、細胞賦活作用があります。
・マンダリンオレンジ果皮エキス
角層のキメとツヤを保ち、天然保湿因子のもととなるフィラグリン分解酵素の産生促進作用があります。
・カワラヨモギ花エキス
消炎効果と抗菌効果による肌荒れの予防、収れん効果、色素沈着を防ぐ作用があります。
・ゼラニウム
リラックス効果や女性ホルモンを整えるはたらきがあり、保湿効果や皮脂のコントロール作用も期待できます。
ナールス リジェの使用感
ナールス リジェは、SRSやBENEVに比べると、美容液はさらっとしていて、残った美容液を首や腕につけた瞬間はべたつきを感じましたが、時間が経つと1番サラッとしていました。
シート自体は、ゲル状のBENEVとバイオセルロースのナールスが、密着度や乾燥のしにくさで、繊維状シートのSRSに勝っています。
外国製の2つに比べると、日本人サイズのナールス リジェは、ジャストフィットで密着度が高いのが良いと思いました。
ナールスは目の部分もパックできるようになっているので目元のシワやくすみ、クマが気になっている人にはいい形状ではないかと思います。
まとめ
新発売された「ナールス リジェ パーフェクトマスク」を美容施術後に試してみた使い心地などをご紹介しました。
この記事を参考に、ナールス リジェの特徴や美容成分を理解していただいた上で、自分に合うフェイスマスクを見つけて、エイジレスな肌を手に入れましょう。