年齢を重ねるとともに、しわやたるみ、シミやくすみなどの年齢サインがでてきます。
そうすると、年齢サインをなんとかするために、「効果がありそうな化粧品を使わなければ」となるのが一般的ではないでしょうか?
でも、その前に、化粧品よりももっとやるべきことがあります。
それは、生活習慣の見直しです。
そこで、ナールスエイジングケアアカデミーの「アンチエイジング的生活習慣は肌老化予防にエイジングケアより大切」を参考にお伝えしたいと思います。
化粧品の前にからだのアンチエイジングを
お顔のお肌はからだの一部です。わたしたちのからだは、食べ物、飲み物、睡眠、運動などによってつくられます。
一方で、化粧品はお肌の表面にある角質層までしか影響を与えることができません。
そのため、お肌悩みを改善するためには、まずはからだ全体のアンチエイジングを考えた生活習慣の見直しが必要です。
そのうえで、お悩みに合った化粧品を選び、正しく使う方が、より高い効果を得られる可能性が高いです。また、お肌悩みの発生を遅らせる効果も期待できます。
アンチエイジングを意識した食習慣
では、具体的にどんなことに気を付ければよいかを見ていきます。まずは、からだの材料になる食事から。
このようにお肌は、たんぱく質、脂質、糖分でできています。
食べた物は、消化器官を通して代謝されるので、そのままお肌の成分になるわけではありませんが、お肌をつくる栄養素になります。
そのため、バランスよく摂取することが大切です。
テレビやネット、SNSなどの情報で、「これがお肌によい!」と特定の食べ物や栄養素が話題になることがありますが、いくらお肌に良いものでも、そればかり食べることは良くありません。糖質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどをバランスよく食べましょう。
また、食べ物には、抗酸化作用を持つ栄養素があり、お肌の酸化予防になります。
また、血糖値を上げる指標であるGI値の低い食べ物糖化の予防、便秘を防ぐ食べ物、乾燥肌を防ぐ食べ物や飲み物もあります。
このようにアンチエイジングを意識した食生活を実践して、エイジングケア化粧品の力が発揮できる土台をつくりましょう。
アンチエイジングや健康に大切な睡眠
「ぐっすり眠ってスッキリ起きれた日は、お肌の調子も良い」
そんな経験をされたことはありませんか?
食生活に続いて、アンチエイジングや健康に大切なのは睡眠です。
睡眠不足はストレスになって女性ホルモンのバランスが乱れ、お肌が疲労した状態になります。逆にしっかりと眠れると、免疫力や回復力が発揮されて、体調も肌の調子も整えてくれます。
お昼間は活発に活動できるように、内臓器官などにエネルギーがたくさん使われます。一方、夜になるとからだやお肌の回復を促します。
その回復に必要なのが成長ホルモンです。夜になって成長ホルモンが分泌されるとお肌の入れかわりのサイクル「ターンオーバー」が進みます。
この成長ホルモンは、睡眠後2~3時間で最も活発になるといわれています。
質の良い睡眠がとれるように、寝る前に環境に整えましょう。
・寝る前はお部屋を薄暗くしてリラックスする
・リラックスできる音楽を小さな音で流す
・カフェインやアルコールを含む飲み物は控える
・アロマなどでリラックス
・ベッドの中でスマホをさわらない
など。
適度な運動習慣で美肌効果アップ
運動すると、代謝がアップします。
代謝がアップすると、血行が良くなって、お肌に栄養が届きやすくなったり、お肌の新陳代謝や回復力が高まることも期待できます。
また、適度な運動をすると成長ホルモンが分泌されます。
先ほどの睡眠のところでもお伝えしたように、お肌のターンオーバーが進み、美肌効果が期待できます。
さらに、適度な運動を生活習慣として取り入れることで、からだがお肌の酸化を防ぎ、肌老化を予防する力を身につけるということも期待できます。
ただし、過度な運動はストレスになるので、ほどほどにしましょう。また、屋外で運動することで紫外線にたくさん当たることも避けましょう。
運動は、軽い体操、ストレッチやウォーキングでも十分です。
自分続けやすい運動を習慣化することが大切です。
まとめ
アンチエイジングを意識した生活習慣として、食事・睡眠・運動についてお伝えしました。
お肌悩みがあると化粧品にたよりがちになるかもしれませんが、まずは生活習慣を見直して土台をしっかりつくり、そのうえでエイジングケア化粧品を使うと、より化粧品の効果が実感できると思います。
食事・睡眠・運動の他にも、ストレスをためないようにするなど、心身ともに健康な生活を心掛けてみてください。
この記事が、未来の健やかで美しい素肌づくりのお役に立てば幸いです。