乾燥している冬にニキビができるなんて!?と思っている方も多いと思います。しかし、冬でも乾燥肌で皮脂の過剰分泌や毛穴に皮脂が詰まってニキビになることがあるのです。
そこで今回は、 乾燥でニキビが目立つメカニズムと改善の対策をご紹介します。
冬の乾燥とニキビの関係
ニキビの原因は、皮膚常在菌のアクネ菌が過剰繁殖して皮膚が炎症を起こすことです。皮脂の過剰分泌や毛穴に皮脂が詰まって起こるので、春や夏に多い肌悩みです。しかし、冬の乾燥が原因のニキビもあります。
乾燥によるターンオーバーの乱れで、角質肥厚になり、毛穴が乾いた状態になってしまいます。そうなると、毛穴の出口が塞がれ、詰まった皮脂をエサにし、アクネ菌が過剰に繁殖して、ニキビになることがあります。
また、乾燥によってバリア機能が低下すると、インナードライ肌になり、肌表面でアクネ菌が過剰に繁殖して、ニキビになることがあります。
冬は、大気の乾燥やエアコンによる乾燥、冷えによる水分不足、熱いお湯での洗顔によってニキビになりやすいので、注意が必要です。
冬のニキビの予防・改善対策
①しっかり保湿する
低刺激で保湿力の高い敏感肌化粧品を選び、正しい順番でしっかり保湿しましょう。水分量が保たれると、肌のバリア機能やターンオーバーが正常化して、ニキビの予防になります。
化粧水は、冬にはしっとりタイプに切り替えたり、保湿成分をしっかり配合したビタミンC誘導体化粧水を使ったりするのも効果的です。
また、セラミド、ヒアルロン酸、プロテオグリンなどが配合された保湿美容液や保湿クリームもしっかり使いましょう。特に、ヒト型セラミド配合の美容液やクリームがおすすめです。
ほかにも、毛穴の皮脂の酸化を防ぐために、ビタミンC誘導体、ナールスゲン、コエンザイムQ10などの抗酸化成分を配合したエイジングケア化粧品を使いましょう。
冬の乾燥によるニキビ予防におすすめのエイジングケア保湿クリームは、「ナールス ユニバ」です。
ナールスゲンやヒト型セラミド、ビタミンC誘導体などを配合した高機能な保湿クリームです。パラベンやアルコールなど刺激の強い成分は配合していないので、敏感肌でも使えます。
②洗顔やクレンジングを正しく行う
メイクや汚れをしっかり落として、清潔な肌を保ちましょう。刺激の強い洗顔料やクレンジング料の使用、擦り洗いは乾燥肌を進行させる原因になります。
毛穴汚れはしっかり落とせて敏感肌でも使える優しいクレンジング料、ダブル洗顔不要のクレンジング料を使い、肌に優しく素早く洗顔とクレンジングを行いましょう。
③冬でも紫外線対策をする
紫外線は冬でも降り注いでおり、紫外線ダメージは、乾燥肌だけでなく、皮脂の酸化も進ませます。
冬の2~3時間の外出なら、PA値「+」、SPF値「10」程度の肌に負担の少ない日焼け止めを選びましょう。マフラーなどの小物をうまく使って紫外線対策をすることもポイントです。
④乾燥を防ぐ食べ物を摂る
美肌のためには、バランスよく栄養素を摂ることが大切です。さらに、乾燥肌予防に効果があるビタミン類、ミネラル、α-リノレン酸、セラミドを増やす食べ物や女性ホルモンを整える食べ物を積極的に摂りましょう。
食材としては、納豆、パプリカ、アボガドなどの野菜、いわしやあじなどの魚です。
ほかにも、血行促進や疲労回復の効果がある入浴、質の高い十分な睡眠、適度な運動、喫煙や過度な飲酒はしないといったアンチエイジングを意識した生活もニキビの予防につながります。
まとめ
冬の乾燥でニキビが目立つのはなぜかお分かりいただけたでしょうか?乾燥肌になりやすいエイジングケア世代の方は、冬のニキビになりやすいので要注意です。
エイジングケアアカデミーの記事、「冬でも乾燥でニキビが目立つ!原因と改善の対策は?」をご覧いただき、冬の乾燥によるニキビのメカニズムを理解し、予防・改善の対策をしっかり行って、ニキビのない美肌を目指しましょう。