今回は、ナールスエイジングアカデミー編集部の
「トレオニンは最後に発見された必須アミノ酸!効果と安全性は?」を参考に、トレオニンの特性やエイジングケアへの効果、安全性をご紹介します。
トレオニンとは
トレオニンは、人間の体内ではつくることのできない必須アミノ酸で、動物性たんぱく質に豊富に含まれています。
トレオニンには、肝臓で脂肪の代謝を促進するはたらきがあるので、脂肪肝の予防効果が期待できます。
また、新陳代謝を促し新しい細胞をつくり出すことで、成長を促進する効果があり、これは肌のターンオーバー促進にも役立ちます。
さらに、トレオニンは胃酸の分泌を調整するので、食欲増進や胃炎の予防にも有効です。
化粧品成分としてのトレオニンとその効果
化粧品成分のトレオニンは、水溶性の保湿成分で、分子量がとても小さいので、肌に浸透しやすいです。毒性や皮膚刺激性がほとんどなく、安全性が高い成分なので、どんな肌質の方でも使うことが可能です。
トレオニンは、バリア機能が正常な場合、持続的な保湿効果を発揮します。一方、バリア機能が低下している乾燥肌などでは、より速く浸透し、速やかに保湿効果を発揮します。
そのため、保湿効果を期待して、化粧水や美容液のほかさまざまなスキンケアアイテムに配合されます。
しかし、トレオニン単体では、高い保湿力は期待できず、天然保湿因子の組成に成分構成を近づけるために、ほかのアミノ酸などと一緒に配合されることで、乾燥肌の予防や改善が期待できます。
エイジングケアのためには、トレオニンとは作用が異なる、水分を抱えて保湿効果を発揮するプロテオグリカンやヒアルロン酸、水分を挟み込んで保湿効果を発揮するセラミドなど高保湿成分が一緒に配合されたエイジングケア化粧品を使うことがおすすめです。
トレオニン配合のおすすめのエイジングケア美容液は、「ナールス ネオ」です。ナールス ネオは、ほかのアミノ酸成分と一緒にトレオニンを配合することで保湿力アップと質の高いエイジングケアをサポートすることを目指しました。
トレオニン配合以外にも、ナールスゲン、ネオダーミル、ビタミンC誘導体、プロテオグリカン、セラミドなどさまざまな保湿成分やエイジングケア化粧品成分を配合しています。
さらに、抗酸化や抗シワを強化するために、レスベラトロール、ブドウ葉/種子/皮エキス、アセチルデカペプチド-3の3つの成分を追加しました。
まとめ
トレオニンの特性やエイジングケアへの効果、安全性をご紹介しました。
トレオニンは、化粧品成分としては珍しい必須アミノ酸で、成長を促進するはたらきや肝臓の脂肪蓄積を抑制するはたらきがあります。また、保湿効果があり、安全性も高く使いやすい成分です。
この記事を参考に、トレオニンの特性や効果を理解して、トレオニン配合の化粧品を上手にエイジングケアに活かしてください。