今回は、ナールスエイジングアカデミー編集部の
「オールインワン化粧品とは?ゲルとジェルの違いとその真実」を参考に、オールインワン化粧品の基本情報やオールインワン化粧品の選び方についてご紹介します。
オールインワン化粧品とは
オールインワン化粧品には、明確な定義はありません。
化粧水や美容液も機能的には「オールインワン」とも言えますが、ゲル化してほかと違う性状の化粧品が作ることができ、それをオールインワン化粧品と呼ぶことで一般の方に受け入れられ普及してきました。
そのため、「オールインワン化粧品=オールインワンゲルやオールインワンジェル」というイメージの人が多いのです。ゲルもジェルも基本的には同じものです。
化粧水から保湿クリームまでのステップが1つで済んで時短できる、複数の基礎化粧品がいらず費用負担も小さいので経済的である、化粧品を塗る回数が減り肌への刺激が減って肌トラブルのリスクが減る、どのブランドをどう使い分けるかなど余計なことを考えなくて済む、美白やエイジングケアなど付加的な機能もあって便利であるというメリットと、働く女性が一層増えたことが相まって、2000年以降もオールインワン化粧品は高い人気があります。
オールインワン化粧品が普及したのは、「ゲル化」という製造技術によるものです。
ゲルとは、液体と固体の中間的な性質をもつ物質で、化粧品に使われるゲル化剤は、合成樹脂の高分子のポリマーです。
最近では合成だけでなく、天然系の高分子なども開発され、こうしたゲル化技術の発展がオールインワン化粧品の普及を支えています。オールインワン化粧品で使うポリマーは、ちゃんと隙間があり、肌を覆いつくすことはないので、皮膚呼吸ができなかったり、表皮常在菌の活動を妨げ、肌の環境に悪影響を与えたりはしません。
オールインワン化粧品の選び方
オールインワン化粧品には、保湿によって乾燥を防ぐはたらきがあるので、ほうれい線、しわ、くすみなど乾燥が原因のさまざまな肌悩みに効果があります。
オールインワン化粧品を選ぶときには、化粧水や美容液を選ぶときと同じく、保湿成分に注目しましょう。
高い保湿力を求めるなら、セラミド、中でもヒト型セラミドなどが配合されているものがおすすめで、セラミドとは違うタイプのコラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分が一緒に配合されていればなお良いです。
オールインワン化粧品でエイジングを考えるなら、コラーゲンやエラスチンにはたらきかけるエイジングケア化粧品成分配合のものがおすすめです。
おすすめのエイジングケア化粧品成分は、ビタミンA誘導体であるレチノールやレチノイン酸トコフェリル、ビタミンC誘導体、ナールスゲンやネオダーミルなどです。さらに、プラセンタエキス、ビタミンE誘導体など高い抗酸化作用を発揮する成分もおすすめです。
ナールスブランドのエイジングケア保湿クリーム「ナールスユニバ」は、水溶性成分と油溶性成分、エイジングケア化粧品成分をバランス良く配合した、ジェルタイプのテクスチャーの保湿クリームです。
オールインワン的なはたらきがありますが、オールインワン化粧品とは呼んでいません。しかし、先ほどご紹介した、ヒト型セラミドなどの高保湿成分、ナールスゲンなどのエイジングケア化粧品成分、抗酸化成分が配合された、濃厚で伸びが良く使い心地のよい高機能な保湿クリームなので、乾燥肌の予防や改善におすすめです。
まとめ
オールインワン化粧品の基本情報やオールインワン化粧品の選び方についてご紹介しました。
オールインワン化粧品とは、商品のイメージを伝える製品コンセプトであり、基本的なはたらきは普通の化粧品と大きく変わるものではありません。
この記事を参考に、オールインワン化粧品の理解を深め、保湿成分やエイジングケア化粧品成分をチェックして、上手にオールインワン化粧品を選びましょう。