歳を重ねるごとに免疫力が弱くなったなと感じることはありませんか?ここでは、免疫力アップに大切な腸内環境の改善について紹介します。
免疫細胞である白血球は腸内にたくさんありますが、ほかにも免疫に影響をあたえるものがあります。それは、「腸内細菌」です。
腸内細菌は、肝臓や腎臓、脳などにある酵素を良い状態にコントロールするといわれています。
腸内細菌には大きく分けて3種類あります。善玉菌に悪玉菌、それと日和見筋(ひよりみきん)です。
善玉菌として有名なのが発酵食品などに含まれる乳酸菌やビフィズス菌、酵母菌などです。悪玉菌でよく知られるのは、大腸菌やウェルシュ菌ですが、消化・吸収を助ける役割も果たしているので、悪玉菌すべてが悪いわけではありません。
善玉菌と悪玉菌のバランスが保たれてはじめて、健康な身体を維持できます。
腸内の善玉菌を増やすためには、善玉菌を多く含む発酵食品や、善玉菌のエサとなる食物繊維を摂るのが良いといわれています。
発酵食品といえば、納豆やキムチ、味噌、ぬか漬け、チーズ、ヨーグルトなど。
食物繊維は「水溶性」がおすすめで、ゴボウやニンジン、オクラ、ブロッコリー、ほうれん草などの野菜類。サトイモやこんにゃくなどのイモ類、海藻にキノコ類、果物も良いとされています。
ぜひ、これらの食品を意識して食べるようにして腸内環境をととのえ、免疫力アップを目指しましょう。