本気のシワ対策を知りたいなら!
しわといえば、エイジングケアの大敵。
しわがあるとお肌のハリや弾力も不足して、決して美肌とはいえません。
そんなしわを取りたい、消したいとお考えのエイジングケア世代の女性は多いはず。
しわの予防や改善のためには、エイジングケアをはじめとする対策が必要です。
しかし、しわの対策と一口にいっても、その種類も違えば原因もたくさんあるので、その範囲は広いものになります。
そこで、この記事では「シワを取る方法」をテーマに、シワのエイジングケアから美容医療まで幅広い対策をご紹介します。本気でシワを取る、消すための方法を知りたい方はチェックしてくださいね。
シワ対策の基本とは?
しわの対策は、大きく予防的な対策と改善、治療に分かれます。
つまり、日常生活や化粧品によるエイジングケアで行うしわ予防と美容医療などによるしわの治療です。
しわは一度できてしまうと、改善するのが難しいものもあります。
ですから、しわ対策は予防を中心に行うことが大切です。
とはいっても、できてしまったしわを何とか改善したい、消したいというのは誰もが思うこと。
この記事では、しわ対策として大きく2つに分けて解説します。
日常生活とスキンケア、エイジングケアによるしわ対策
美容医療によるしわ対策
また、食べ物や睡眠などによるしわ対策についても触れたいと思います。
しわはお肌の組織の成分が不均一になってしまってお肌が折れ曲がってできるものですが、表皮や乳頭層までのタイプの対策は、比較的簡単で、ピーリングや外用薬で行うことができます。
一方、真皮の乳頭層より奥のお肌で起こったしわの対策は、外科的な措置、光・熱などを使った美容医療が必要です。
シワの種類と原因を知ろう!
一口にしわといっても、いくつかの種類があり、原因は異なります。
しわ対策もその原因とタイプ別に方法が異なります。
既にしわができてしまっている人は、自分のしわがどのタイプのしわなのか確認しておきましょう。
原因を知っておくことで、効率的なしわ対策ができます。
しわをタイプ別に分けると次の3つがあります。
乾燥による小じわ(ちりめんじわ)
真皮のダメージから起こる真皮じわ(大じわ)
表情じわ
これらのしわの原因は、その名のとおりです。
乾燥による小じわは、乾燥が原因でできるしわ
真皮じわは、真皮の線維芽細胞の衰えや紫外線のダメージなどでコラーゲンやエラスチンなどが減少したり、変性することで起こるしわ
表情じわは、表情のクセでそれが固定してしまって起こるしわ
また、最近では、ブルーライトや近赤外線が原因となって光老化を起こし、しわになるリスクがあることがわかっています。
また、顔の骨密度の低下もしわに悪影響を与えることがわかってきました。
これらは、すべて予防美容的なエイジングケアが可能です。
しかし、しわができてしまった後では、エイジングケアだけで目立たないようにできるのは、乾燥による小じわだけです。
真皮のダメージから起こる真皮のしわや表情のしわを大きく改善するには、美容医療による治療的な対策が必要です。
シワを予防するエイジングケアって?
しわ対策は、目立ったしわの改善や解消よりも、できないようにすることが大切です。
まずは、しわができてからの対策の前にしわの予防対策を考えましょう。
しわの予防対策についても、さまざまなものがあります。
しわの予防のエイジングケアは、スキンケアの見直しと日常生活の見直しが大切です。
ここでは、しわ対策のエイジングケアの方法についてご紹介します。
1)保湿と乾燥肌対策
エイジングケアの基本は、保湿です。
お肌の水分をしっかり保持しましょう。
外出の後、脱毛の後、お風呂上がりなどは、しっかりと保湿しないとしわの原因になります。
だから、しわの対策として、予防のために最優先させるのも、保湿なのです。
とくに、乾燥による小じわ対策を考えた場合は、しっかりと保湿することが大切です。
2)紫外線対策
お肌の老化の80%が紫外線の影響という説もあります。
だから、保湿同様、紫外線対策は、しわのエイジングケアにとって最も大切です。
その理由は、紫外線がお肌の乾燥を進行させることに加え、真皮の構造や機能まで破壊してしまうからです。
紫外線は、お肌の真皮層まで到達し、お肌のハリを支えているコラーゲンやエラスチンなどの線維を破壊します。
このため、紫外線を浴びすぎると真皮じわが起こりやすくなります。
3)エイジングケア化粧品
しわの予防には、30歳ころからエイジングケア化粧品を使うことが有効です。
最近では、さまざまなブランドのエイジングケア化粧品が市販されているので選び方も難しくなっています。
そんなエイジングケア化粧品は、もちろん、エイジングケア化粧品成分に着目しましょう。
4)フェイスマッサージやエクササイズ、美顔器
しわの予防には、顔全体や全身から考えるエイジングケアも大切です。
しわ対策として、フェイスマッサージを取り入れることもよい選択肢の1つです。
マッサージを行って、血行やリンパの流れをよくすることで、しわの対策になるのです。
5)しわ対策のための食事やサプリメント
食べ物によるエイジングケアも、もちろんしわ対策に効果的です。
しわ対策のためには、コラーゲンやエラスチンの生成を助ける栄養素を摂るようにします。
食品やサプリメントからコラーゲンを食べると、分解されてコラーゲンの原料であるアミノ酸をつくることができます。
ただし、食べたコラーゲンが直接、お肌のコラーゲンにはならないことが理解しておきましょう。
美容医療によるシワ対策も!
しわが目立ってから対策を考える方も多いですが、すでにしわが目立ってしまってからでは、いくらしわの予防対策を行っても、残念ながら劇的な改善は望めません。
つまり、しわを取ることはできないのです。
特に、真皮の乳頭層より深いしわは、エイジングケア化粧品などの予防的な対策では改善しません。
それでも、目立つしわを何とかしたいと考えるエイジングケア世代の女性もいらっしゃいます。
その場合、真皮じわや表情じわなどできてしまったしわの大きな改善を求めるなら、美容外科医などの専門医によるしわ治療が必要となります。
エイジングケアを行っても、十分な効果が見られない場合や、すでに深いしわが目立つ場合、早く改善したい場合などには美容医療を検討しましょう。
美容医療でのしわ対策は、レチノイン酸などの外用薬をはじめ、ケミカルピーリング、ヒアルロン酸注入などの注射による治療、レーザーによる治療、外科的手術などさまざまあります。
こうした美容医療を受ける場合は、専門医と相談した上で、十分に理解して納得した上で行うことが大切です。
まとめ
いやなエイジングサインの代表ともいえるシワの予防や改善の対策について、エイジングケア化粧品によるケアから美容医療まで幅広くご紹介しました。
しわ対策は、大きく「予防」と「治療」に分かれますが、その原因と種類を知ることが大切なことがおわかりいただけたのではないでしょうか。
この記事「シワを取る方法」を参考にして、気になるシワの予防や改善に努めていただければ幸いです。