今回は、ナールスエイジングアカデミー編集部の
「保湿されたお肌は潤いのある美肌の源!|動画で3分間エイジングケア」を参考に、保湿や乾燥肌対策の基本をご紹介します。
動画で学ぶ保湿ケア
保湿が十分な肌とは、角質の水分量が20%程度あり、適切な量の水分が保湿成分によって肌の中につなぎ止められ、油分によって水分の蒸発を防ぎ、肌にしっかり保持されている状態です。
これは、角質層にあるアミノ酸や尿素でできた「天然保湿因子」、セラミドやコレステロールでできた「角質細胞間脂質」、皮脂腺から分泌される皮脂と汗でできた「皮脂膜」の保湿の3大因子によって決まります。
天然保湿因子と角質細胞間脂質は水分を保持する役割があり、皮脂膜は水分の蒸発を防ぐ役割があります。スキンケア化粧品では、保湿の3つのはたらきをサポートすることが大切です。
洗顔後に、化粧水→美容液→乳液→保湿クリームの順番を守って使用するのは、水分を与え、保持し、蒸発を防ぐ保湿のプロセスそのものだからです。
化粧水は、水と主に水溶性成分が中心のスキンケアアイテムで、水分を与えるはたらきと水分を保持するはたらきがあります。
美容液は、水溶性成分と油溶性成分がバランスよく凝縮されており、最も得意なのは、水分を保持することです。
乳液や保湿クリームは、油溶性成分の割合が大きくなるので、水分の蒸発を防ぐはたらきが強くなります。
加齢などが原因で、肌に備わる保湿機能であるバリア機能が低下したり、ターンオーバーが乱れたりすると、乾燥肌になってしまいます。そのため、スキンケア化粧品やエイジングケア化粧品で予防することが必要になるのです。
セラミドを3種配合したエイジングケア保湿クリーム「ナールス ユニバ」が保湿ケアにおすすめです。
「動画で3分間エイジングケア」の「保湿されたお肌って?」を見ると、3分間で、保湿ケアが理解できます。
代表的な保湿成分
水溶性の保湿成分には、水分を吸着して保湿するタイプと水分を抱えるように保湿するタイプの2種類があります。
水分を吸着して保湿するタイプの代表的な成分は、グリセリン、ジグリセリン、BG、アミノ酸、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、尿素、ヘパリン類似物質、ナールスゲンなどです。
水分を抱えるように保湿するタイプの代表的な成分は、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン、プロテオグリカンなどです。保湿力は、水分を抱えるタイプの方が高くなります。
油溶性の代表的な保湿成分として、セラミドが挙げられます。セラミドは油溶性ですが、水にも馴染みやすいことが特徴です。セラミドは肌で角質細胞間脂質としてラメラ構造を形成している成分で、角質層内で水分を挟み込んで保湿するため、最も高い保水力があります。
中でもヒト型セラミドが最も保湿力が高い成分です。スフィンゴ脂質、コレストテール、水素レシチンなどもセラミドと似た性質を持つ油溶性の保湿成分です。
油溶性の保湿成分のほとんどは、主に美容オイルによく使われ、皮膚の表面で水分の蒸散を防ぎますが、水分そのものを保持する力はありません。ワセリンがエモリエントの代表的な成分です。
シア脂、オリーブオイル、米ぬかオイル、アルガンオイルなどの植物性オイルやスクワラン、馬油、ラノリンなどの動物性オイルがあります。
まとめ
保湿や乾燥肌対策の基本をご紹介しました。
エイジングケアやスキンケアにおいて、最も大切なのが保湿です。
この記事や動画を参考に、皮膚のしくみや保湿成分を理解し、保湿のために化粧品を上手に取り入れて、保湿のプロセスをおさえた乾燥肌の予防や対策を行いましょう。