年齢にかかわらず、悩みを持っている人が多いほうれい線。
紫外線対策や保湿などの適切なスキンケアや生活習慣を整えることで予防することができます。
日常のなかで予防はできても、一度目立ってしまったほうれい線を消すのは、スキンケアでは難しいです。そんなほうれい線を消したい場合に有効なのが、美容医療の施術です。
そこで、今回はナールスエイジングケアアカデミーの「ほうれい線は美容皮膚科で消す!クリニックと施術の選び方」を参考にして、美容皮膚科で受けられるほうれい線を改善するための施術についてご紹介いたします。
ほうれい線の原因は?
ほうれい線の主な原因としては、コラーゲンとエラスチンの減少、表情筋の動き、重力の影響、紫外線の影響、脂肪と骨の変化、生活習慣、遺伝的要因、スキンケアの欠如などが挙げられます。
こうした要因が相互に作用して、お肌の弾力性の低下やたるみ、シワの形成を促進します。適切なスキンケアや健康的な生活習慣は、ほうれい線の予防には大切です。
ただし、目立つようになったほうれい線を消したいという場合には、スキンケアでは難しいので、美容医療の施術を検討することも1つの方法です。
美容皮膚科と美容外科の違いは?
ほうれい線を美容医療で消したいという場合にどんな診療科に行けばよいのでしょうか。
美容に関する治療を受けられるクリニックの診療科には、皮膚科、美容皮膚科、美容外科、形成外科などがあります。
この章では、美容皮膚科と美容外科の違いをご紹介します。
美容皮膚科とは?
美容皮膚科は、皮膚の健康と美容の両方に焦点を当てています。
主な施術内容は、お肌のトラブルや美容の問題に対する治療であり、ニキビやシミ、しわなどの肌トラブルの改善や、化粧品や薬品を用いたスキンケアのアドバイスが含まれます。
内服薬・外用薬の処方や、レーザー治療やケミカルピーリング、美容点滴などによってお肌の状態を向上させるサポートをしてくれます。
美容外科とは?
美容外科は外科的な手術を通じて、顔や体の形状や輪郭を改善することに特化しています。主な施術内容には、整形手術(たとえば、隆鼻術、豊胸術、脂肪吸引など)やリフトアップ手術が含まれます。
メスを使った外科手術が必要な場合が多く、保険がきかない自由診療(全額自己負担)がほとんどで、費用は医院やクリニックによって異なります。
美容皮膚科で受けられるほうれい線の施術は?
美容皮膚科で受けられるほうれい線を改善する施術には、ヒアルロン酸注入、ハイフ(焦点式超音波リフト)、光フェイシャルなどがあります。
ヒアルロン酸注入は10分程度、ハイフは、30~40分、光フェイシャルは、10~20分といずれの施術もかかる時間は短く、痛みやダウンタイムも比較的すくないです。
効果の持続期間は、ヒアルロン酸注入が施術後すぐから3~12ヶ月程度、ハイフは、施術後2カ月~半年くらいです。
光フェイシャルは、1回での効果はあまり実感できず、月1回を4~5回行なうことが理想的とされています。
このように、それぞれに効果を実感できる期間や費用が異なり、メリット・デメリットがあるので、クリニックでカウンセリングを受けて医師に相談の上、自分に合った施術を選んでください。
まとめ
今回は、美容皮膚科と美容外科の違いと美容皮膚科で受けられるほうれい線改善の施術についてご紹介しました。
ほうれい線を改善する美容医療の施術には、さまざまなものがありますが、それぞれにメリット、デメリットがあります。
施術を受ける前に、その点をきちんと理解してカウンセリングを受け、医師と相談した上で納得のいくものを選ぶようにすることが美容医療を受ける上で大切です。