口元の皮膚は他の部位の皮膚よりも比較的薄く、シワができやすい部位でもあります。口を拭うことで口元に摩擦が起きたり、手で触る機会も多いですよね。この例以外にも様々な原因があって口元にはシワができやすいのです。
そこで今回は、口元のシワの原因を知ろう!をテーマに、口元や唇にできるシワの原因を紹介します。
なぜ口元のシワは目立つの?
冒頭でも説明したように、口元の皮膚は他の部位に比べ、薄いのです。皮膚が薄いと肌ダメージが表面に現れやすいだけでなく、紫外線からのダメージも受けやすいため、シワは目立つようになります。
また、口元は皮脂腺が少ないため、皮脂膜が作られづらく、乾燥による小じわが目立ってしまいます。
さらに、口元を拭うことや手で触ることが多いといった、口元への負担が大きいことも目立つ理由の1つです。
こうした様々な理由から口元にできたシワは目立ってしまいます。
口の周りにできるシワは大きく3種類
口の周りにできるシワには種類があります。
①小じわあるいはちりめんじわと呼ばれるシワ
②真皮じわあるいは大しわと呼ばれる深いシワ
③表情のクセとシワが重なる表情じわ
ちりめんじわは表皮の浅い部分にあるシワのため、保湿をすることで見えない程度にすることができます。一方で真皮じわはエイジングケアだけでは改善できません。表情じわも真皮じわと同様にエイジングケアだけでは改善ができません。
こうした深いしわは、エイジングケアで改善できなくなる前に予防をすることが大切です。
口元のシワの原因は6つ
1)乾燥
口元の乾燥は小じわや唇の縦じわの原因です。
表面がカサカサになって、ちりめんじわが目立つようになります。
乾燥が原因の場合、保湿をすることが一番の対策になります。
セラミドやヒアルロン酸、プロテオグリカンなど保湿をしてお肌の水分量がアップすることで目立たなくすることができます。
2)物理的刺激
口元を擦ったり、触ることが多い場合は、物理的刺激になっている可能性があります。
すると、摩擦により口元のシワを作りやすくなってしまいます。
そのため、口を拭う時はぽんぽんと優しくタッチして拭うことがお勧めです。
3)口元のたるみ
真皮、表情筋、皮下脂肪が衰えると口角が下がってたるみが出ます。
これは、口元の深いしわの原因です。
たるみは、ほうれい線やマリオネットラインが目立つ要因になりますが、たるみはエイジングケア化粧品では改善ができないので、予防美容が大切になります。
4)ダイエット
極端な食事制限を伴うダイエットや栄養バランスの偏りは、活性酸素の発生の原因となるストレスになることが多いです。
活性酸素はお肌のコラーゲンやエラスチンを破壊するので、なるべく体内に発生させたくないものでもあります。
5)筋肉の衰え
下あごに梅干しのようなシワができていませんか?あるいは、そういう人を見たことがありませんか?
このシワは口輪筋の衰えによって、下あごの真ん中にあるオトガイ筋に必要以上に力が入っていることが原因です。
また、噛み合わせなどでも下あごのしわが目立つことがあります。
まとめ
いかがでしたか?目の周りの皮膚の状態と目の周りのしわの原因を知れば、対策もできますね。基本的に目元は摩擦を起こさないようにすることがポイントです。ただし、摩擦だけが目の周りのしわを作るのではありません。
目を酷使しすぎないことも大事なポイントになります。しっかり目を休め、目の周りのしわを作らないような生活にしていきましょう。