今回は、ナールスエイジングアカデミー編集部の
「4月8日は『シワの日』! 60代以上女性に聞く気になる美容意識調査」を参考に、聖心美容クリニックが実施した「美容意識調査」の結果と、老いを印象づけるシワの原因と対策をご紹介します。
「美容意識調査」の結果
毎月美容に5000円以上かける60歳~79歳の女性、約600人を対象に聖心美容クリニックが実施した、美容や美容医療などに関する「美容意識調査」の結果をご紹介します。
「あなたが美容に求めることは何ですか?」には、「健康的な見た目」が1番多く、次いで「自分が満足できる見た目」、「年より若く見える見た目」となり、単に容姿が若々しく見えることだけではなく、健康的で、ご自身が納得できる見た目であることが重要と考える方が多いことがわかりました。
「ご自分の顔で「老い」をもっとも感じる部分はどこですか?」と「同年代の身の回りの方で「老い」をもっとも感じる部分はなんですか?」にはともに、「たるみ」、「シワ」、「シミ」の順になりました。
「どの程度の美容医療なら試してみたいですか?」には、シワ、シミが気になる人では7割以上が、たるみが気になる人では6割以上が、何らかの美容医療を試してみたいと回答しています。
「もし美容医療で若返るとしたら何歳くらいに若返りたいか?」には、「10歳」が最も多く、「もし若返ったら何をしたいですか?」には、「旅行に行く」、「人に会いに行く」など、見た目が若返ると、気分がウキウキするようなことをしたい気持ちが強くなることが推測されます。
この意識調査の結果からも、老化の気になる3大ポイントとして「シミ」「シワ」「たるみ」が挙がっており、見た目の若さにかかわる要素の影響を受ける肌悩みばかりです。その中でも特に、他人が見る老いのポイントが「シワ」です。
パーツ別のシワ対策
・おでこ
主な原因は、おでこの上げ下げや眉をよせたり上げたりする表情のクセ、紫外線ダメージや女性ホルモン低下による真皮の衰え、肌の乾燥、紫外線や乾燥による肌のハリ低下、頭皮のたるみの5つです。
対策は、浅いうちに保湿ケアをしっかりとして、おでこ部分のバリア機能とターンオーバーが正常になるよう維持しましょう。また、日焼け止め、帽子や手袋やサングラスなどのUVカット効果のあるファッションで紫外線対策をしっかり行いましょう。
・眉間
原因は、考え事や物をよく見ようとする時に、眉を寄せたり上げたりすることです。対策は、保湿をしっかりすることです。深く刻まれてしまったシワには美容医療での改善を考えましょう。
・唇の縦ジワ
原因は、乾燥、紫外線ダメージや、喫煙習慣、唇をなめる癖、辛いものや塩分の多いものの食べ過ぎ、睡眠不足やストレスなどです。対策は、リップクリームや唇専用の美容液で保湿することです。
・首
原因は、乾燥、皮膚の薄さ、頭を支える負荷、紫外線ダメージによる真皮の衰え、筋肉の衰えなどです。対策は、保湿成分とエイジングケア化粧品成分がバランスよく配合されたエイジングケア化粧水や美容液、保湿クリームなどでケアすることです。
・目の周り
原因は、皮膚の薄さによる乾燥や紫外線ダメージの受けやすさ、パソコンやスマホ画面の見過ぎによる目の疲れや老化などです。対策は、安全な保湿成分で保湿力が高い美容液や保湿クリームを使ってのケアや、目元専用のパックなどの定期的なスペシャルケアです。
まとめ
聖心美容クリニックが実施した「美容意識調査」の結果と、老いを印象づけるシワの原因と対策をご紹介しました。
調査結果からも分かるように、「シワ」をケアするだけでも、老けた印象を与える度合いが低くなるかもしれません。
この記事を参考に、シワ対策を意識したスキンケアやエイジングケアを日頃から行い、いつまでも若い見た目や内面でいられるように心がけましょう。