鏡で自分の顔を見た時に、年齢と共に気になってくるのが「しわ」ですよね。20代の頃はツヤっとしたお肌だったのに、40代や50代になると目元に細かいしわや、おでこに大きなしわが刻まれていることもあるでしょう。しわは老化による真皮の衰えで引き起こされます。しかし、しわの原因は老化だけではありません。
そこで今回は、しわの原因を作らないことが大切をテーマに、様々なしわの原因と予防をご紹介します。
しわとは?
しわとは、肌表面の構成成分が不均一になることで、それがお肌の表面に現れるとしわと呼ばれる細い線のような凹みに見えます。
冒頭でも話したように、しわは老化によって真皮が衰えることにより引き起こされます。
しかし、エイジングと共にお肌が老化するということは、お肌は水分を保持することができなくなり、乾燥が進むということでもあります。
その結果、肌表面の構成成分は健やかで均一な状態から不均一な状態になり、しわになっていきます。
しわの原因は様々
しわの原因は冒頭で紹介したお肌の老化以外にもあります。ここでは、6つのしわの原因を紹介していきます。
1)乾燥
20代の方でもお肌が乾燥していれば、しわができます。お肌が乾燥することにより、肌理が粗くなり、小じわになっていきます。
乾燥により小じわができるのであれば、保湿を行うことが大切です。
2)紫外線ダメージ
紫外線がお肌に当たると、活性酸素を出し、光老化をもたらします。光老化は、お肌にあるコラーゲンやエラスチンを破壊していくことで、お肌の真皮にダメージを与え、その結果しわになります。
真皮へのダメージは化粧品やスキンケアだけでは対策ができません。
日頃から紫外線対策を行い、真皮にダメージを与えないことや、コラーゲン飲料といった内側からのケアで対策を行いましょう。
3)表情のクセ
よく顔をしかめる人の眉間や、よく目を見開く人のおでこにはしわがあることが多いと思います。
それは表情のクセとお肌の老化が重なり、しわになっているのです。
将来的に目立つしわにしたくなければ、矯正するようにしましょう。
4)偏った食生活
しわはお肌の構成成分の乱れのため、健やかに保つためには健康的な食事が欠かせません。偏った食生活をすることで、お肌が酸化・糖化し、活性酸素を除去できなくなるためお肌の真皮にダメージを与えることになります。そして、しわになります。
バランス良く食事をとるようにしましょう。
5)悪い生活習慣
前述した偏った食生活と通ずるものがありますが、睡眠不足や喫煙、過度な飲酒など悪い生活習慣は全てお肌の老化を早めます。
エイジングと共にでなくとも、お肌の老化が進むと真皮が衰え、かつ乾燥も進みやすいためしわを作る原因となってしまいます。
悪い生活習慣は健康的な生活・お肌を作るためにも正すようにしましょう。
6)間違ったスキンケア
間違ったスキンケアでお肌を傷つけると、乾燥の原因になっていきます。乾燥は小じわになりますね。
例えば強い力で肌を擦ることや、刺激が強い成分のアイテムを使うなど、間違ったスキンケアはしないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?エイジングと共に現れるしわ。予防法はありますが、知らないうちにしわを進める行動をとっているかもしれません。しわの原因に迫り、予め予防することで、健やかなお肌を保つことができます。「しわができるから対策しなければならない」というのも一つの手ですが、「健やかなお肌を保つため」の見直しをしましょう。