紫外線は1年中降り注いでいるので、紫外線対策も1年中必要です。塗る日焼け止めによる紫外線対策が一般的ですが、べたつきが気になったり、日焼け止めで衣類が汚れたり、汗や擦れによって剥がれたり、日焼け止めを塗ることに抵抗がある方もいるでしょう。
また、肌質が敏感肌や乾燥肌で、日焼け止めそのものを塗れない人もいることでしょう。
そこで今回は、新しい紫外線対策「貼る日焼け止め」についてご紹介します。
貼る日焼け止めとは?
Patch MDはからだに貼るパッチ型のサプリメントで、小さなシートを肌に貼るだけで効果が得られので、アメリカでは主流になりつつあるそうです。
新しい紫外線対策の選択肢として発売された、Patch MD「貼るテンプマジックUV」(Patch MD JAPAN)は、紫外線の抵抗と肌老化を早めるフリーラジカルの中和をサポートするように配合されていて、肌が酸化することで受けるダメージや光老化を予防します。
配合されている成分は、紫外線吸収剤の役割を果たすポリポジウムレウコトモス葉エキス、日焼けに効果的と言われるナイアシン、抗酸化作用のあるセレンです。これら有効成分を直接皮膚から吸収して紫外線をブロックします。
ほかには、ビタミンD3であるコレカルシフェロール、ビタミンCであるアスコルビン酸、ビタミンEであるトコフェロール、抗炎症成分のグリチルリチン酸2Kなどの美肌のための成分が配合されています。
使い方は、二の腕やおへその上に貼るだけです。日焼け止めクリームに比べて肌への負担が軽いので、敏感肌や乾燥肌の方でも使えるそうです。
ただし、シートに使われている接着剤が肌に合わず、肌が赤くなったりかゆみが出たりなどの肌荒れの症状が出たときには使用をやめてください。
貼る日焼け止め以外の対策も大切
貼る日焼け止めは簡単で便利ですが、汗で剥がれたり、貼っている箇所だけ白く日焼けしてしまうことも考えられます。そのため、貼る日焼け止めだけではなく、塗る日焼け止めも一緒に使うことがベストです。
塗る日焼け止めは、使用シーンや肌質などを考慮して使い分けることが大切です。長時間炎天下にいたり、夏に屋外でスポーツをする場合などは、SPF50やPA++++など強力な日焼け止めがおすすめです。
このような紫外線ブロック力が強い日焼け止めの多くが紫外線吸収剤を使っています。紫外線散乱剤を使った日焼け止めより、紫外線ブロック効果が高いですが、肌への負担は大きくなります。
一方、日常では紫外線散乱剤を使った日焼け止めがおすすめです。低刺激なので肌への負担が少なく、光劣化による塗りなおしの必要がないというメリットがあります。
紫外線ブロック効果は紫外線吸収剤よりは低く、使用感も落ちますが、最近では、紫外線ブロック力も使用感も改良されてきています。
日焼け止め以外にも、ファッションを活用した紫外線対策や、UVカットのサングラスなどで目の紫外線対策をすることも大切です。
まとめ
貼る日焼け止めという新しい紫外線対策はとても簡単ですね。
しかし、やはり完璧に紫外線対策を行うのであれば、塗る日焼け止めも大事です。
加えて、紫外線を浴びた後のアフターケアや、日焼け止めを洗顔やクレンジングでしっかりと落として、十分に保湿するといったスキンケアもきちんと行い、紫外線ダメージに負けない美肌をキープしましょう。